上手なブレーキのかけ方
走行中の車を減速させるためにはブレーキペダルを踏みますね。
操作自体はいたって簡単なんですけど、その踏み方によって安全性も格段に増します。
今回は、上手なブレーキの使い方についてお伝えします。
◆同乗者に不快感を与えない
あなたが街中の幹線道路を走行中だとイメージしてください。
そして前方に見える信号が青から黄色、そして赤に変わったとします。
あなたならどのように減速・停止しますか?
ちょっと考えてみてください(^^)
僕の場合だと、信号まで十分な距離があって、道路も比較的空いているとすれば、
まずアクセルペダルから足を離してエンジンブレーキによる減速を十分に利用してから
ブレーキペダルで最後の締めくくりをします。
停止直前に一旦ブレーキペダルを緩めて(又は離して)停止すれば、
同乗者が『ガックン』となることもないので不快感を与えませんね。
こういう意識を持っていれば、ブレーキペダルの踏力も軽くて済みますし、
ブレーキパッドの減り方も少なくなるので一石二鳥です。
しかし、現実的には交通量が多くて流れも速く、車間距離が詰まっている
ような場面も多く、余裕を持ってブレーキをかけられないようなこともあります。
このような場合は、短い距離で車を停止させる必要があるので、
その分、シフトダウンによるエンジンブレーキを併用すると効果的です。
僕はごく稀にですがサイドブレーキも使ってます(^^;
あまりマネしないでくださいね。
◆自分の意思表示を明確に他車へ伝えよう
市街地走行やコミ宛いる道路では、他車との調和を図ると同時に
自己防衛を図らなければなりません。
つまり、お互いに自分の意思表示を他車に明確に知らせることが
安全運転、事故防止につながるわけですね。
とりわけ後続車に対しては、ブレーキランプを有効に使って
注意を促し、追突防止に役立たせることができます。
そのためには、早めにブレーランプを点灯させること、軽く何回も細かく分けて踏むことが効果的です。
カーブにさしかかった場合に、自分は減速しなくても通過できると思っても、
後続車が接近して連なっている場合は、軽くブレーキペダルを踏んでけん制すれば、
後続車に注意を促すことができますし、車間距離を空けさせるためにも有効です。
自分が安全運転に気をつけていても、公道は相手があってのことなので
いつ災難が降りかかってくるか予想がつきません。
とっさの出来事に対処するために急ブレーキをかける場合もありますね。
最近の車はほとんどといっていいくらいABSが装備されているので
思いっきりブレーキを踏み込んでもそれほど姿勢を乱さずに停止できると思います。
ただ、ABSが装備されていない車を運転される方は、急ブレーキによる
タイヤのロックに気をつけなければなりません。
『ロック』とは、思いっきりブレーキを踏んでタイヤの回転は止まっている
のに、道路上を車が滑っていくことをいいます。
雨で濡れた路面や積雪路面、凍結路面はもちろんですが、
砂利道などの未舗装道路でも急ブレーキをかけるとタイヤがロックしやすい状態にあります。
タイヤがロックした状態ではハンドル操作が全くきかなくなり、
路面を滑りながら制動距離(ブレーキを踏んでから停止するまでの距離)は延びてしまいます。
制動距離を短くするには『ポンピングブレーキ』を使って、
タイヤが道路に食いつける状態にもどしてあげるしかありません。
つまりブレーキペダルを踏みっぱなしにしないで、
細かく何回かに分けて踏むという作業が必要です。
僕は以前、サーキットに自分の車を持ち込んで走っていたので、
急減速したときのタイヤロックの状態は良く分ります(^^;
ロックしたと思ったら、すぐにブレーキを緩めてあげることが大事なんです。
そしてまたすぐブレーキを踏む。
でも正直言うと、これは毎日のように車を運転している
ベテランドライバーの方でもとっさの出来事に対して落ち着いて対処することは難しいです。
ある程度の慣れが必要ですから。
結局、ABS装備の車に乗るのが一番なんですけど、
ABSが装備されていない方はもしものときの為に知識として
知っておくだけでも全然違うと思いますので参考までに(^^)
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