ガソリン代が高騰した理由
あなたの回りのガソリンスタンドのガソリン価格はいくらぐらいですか?
僕の住んでいる福岡市内では、レギュラーで大体140円ほどです。

高っっっっっか!!!!
つい5〜6年前まで100円もしなかったような記憶があるので、
その頃から比べれば1.5倍くらいに価格が跳ね上がったことになります。
というか、10年位前は僕の記憶ではレギュラーで78円とかのスタンド
もあったくらいですから、当時の価格の約2倍です。
毎日のように車を運転される方にとってはたまったもんじゃありません(>_<)
何でこんな価格の値上がりが起きているんでしょうか???
これは物の値段の決まり方を考えてみれば分かりやすいのではないでしょうか。
物の値段は、基本的には需要と供給のバランスで決まりますよね。
価格が上がるということは、需要が増えて供給が減っているからです。
台風被害の後に野菜の値段が異常に高くなるのと同じです。
今回の原油高でも同じことが当てはまります。
原油高の主な原因として考えられるものを挙げてみます。
1、BRICsに代表される新興国の経済発展 ⇒ 需要の上昇
2、原油産出国の生産能力の停滞 ⇒ 供給力停滞
3、投機的資金の流入 ⇒ 需要の上昇
チョット難しい言葉で書きましたが具体的に説明しますね。
◆1.新興国の経済発展
ブラジル、ロシア、インド、中国(場合によっては南アフリカも)
などの経済発展が著しい国々のことを指してBRICsと言われています
けど、この新興国の経済発展がそれはもう凄まじいようです。
経済発展するということは、いろんな産業が発展するということ
なのでもちろん自動車産業や輸送産業も急激に伸びていて、
原油の消費量(需要)も当然拡大しています。

人は携帯電話のように便利なものをいったん使ってしまうと、
"もう携帯電話のない生活は考えられない!!"
って思いますよね。
それと同じで、いったん石油のありがたさを味わってしまったら
元に戻そうとしても難しいです。
だから先進国が石油の消費量を減らすことは難しいし、少なくとも
ガソリン代が10年前の安かった価格水準に戻ることは可能性として
すごく低いと思います。
◆2.原油産出国の生産能力の停滞
原油産出国の産出量が実は伸びていません。
理由は1980〜1990年代にかけて原油がとても安く、十分供給されていたので、
それ以上生産を増やす必要はないと産出国が判断したためです。
現在の原油の生産を拡大すれば、値段の高騰もある程度はおさまるんでしょう
けど、これがなかなかそう上手くいかないんですね。
なぜなら、石油大国のイラクで政情が不安定な状態が続いているからです。
原油の生産能力をパワーアップしても、テロリストに攻撃されてしまえば
全く意味がなくなっちゃうわけです。
ただ、サウジアラビアやアメリカ、中国、韓国などの他の産出国が石油を
増産するとのことなので、今後は少し落ち着くかもしれません。
アメリカがイランを攻撃しないことを祈りましょう!
◆3.投資家による原油の買占め
今回のガソリン価格高騰の最大の原因はコレではないでしょうか。
将来的に原油価格が上昇するとにらんでいる投資家たちが、一斉に原油の
『買占め』に走ったからです。
僕はまだ生まれていませんでしたが、1973年のオイルショックの時には
お店からトイレットペーパーが消えたと聞いたことがあると思います。
これは商品そのものがないのではなくて、
不安になった日本人が『買占め』をしたからなんですね。
今回の原油高も、「将来は原油が高くなるから先物を買っておこう」と
考えた人たちが多くの原油を買ったから値段がつり上がっているんです。
こういう一時的な利益目的の買占めは、将来の価格上昇が見込まれる時期
だけに行われるのが一般的です。
価格上昇の見通しがなくなってくれば、買占めもなくなり
原油価格は自然と下がってくるんじゃないでしょうか。
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